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医療法人二田哲博クリニック様
所在地:福岡市西区姪浜駅南1丁目2-17
開院:2001年11月
専門診療:糖尿病、甲状腺疾患
糖尿病・内分泌専門医(3名)、医療事務・医療秘書(4名)、運動指導士/管理栄養士(3名)、臨床検査技師(3名)、看護士(3名)のスタッフを擁し、糖尿病と甲状腺疾患に特化した診療を行うとともに、生活習慣病に対して栄養指導や運動指導などあらゆるサポートを患者に提供している
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糖尿病・甲状腺疾患に特化して2001年に開院した二田哲博クリニックは、6年間運用し
てきた大手ベンダーの電子カルテシステムから一体型電子カルテ「AI・CLINIC」に乗り
換えた。大手ベンダーの製品を抑えてAI・CLINICが選ばれた理由は、同クリニックの
要求する機能を実現できる可能性が高いことと、その要求に対してカスタマイズ対応す
る柔軟さと機敏性を評価したことだ。

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二田哲博クリニックは、糖尿病・甲状腺疾患専門の数少ない医療機関として2001年11月に福岡市の地下鉄姪浜駅前に開院した。大学病院で10年間にわたり糖尿病・内分泌の臨床医として勤務した院長の二田哲博氏は、大学病院では経験できない症例研究を求めて甲状腺疾患専門病院とし
て著名な野口病院(大分県別府市)での臨床・研究を経て独立。これまでに1万5000例以上の症例経験を積んできた。
開院7年目を迎えた同クリニックは、二田院長をはじめ、3名の糖尿病専門医や管理栄養士、運動指導士など体制を整え、患者を取り巻く環境・病状を考慮し、その患者に合った「完全オーダーメイド」の治療を診療方針に掲げている。また、全国的にも数少ないアイソトープ治療が可能なクリニックであるとともに、甲状腺ホルモンや肝機能、腎機能などの生化学検査や各種糖尿病の検査機器を導入するなど充実した検査設備を誇っている。
こうした専門性に特化した診療と、イタリア料理のシェフと管理栄養士による料理教室やピラティス教室の開催など、普段の生活から患者をサポートしていることが評判となり、福岡を中心に九州一円から1日約100人の来院がある。
開院と同時に大手ベンダーの電子カルテシステムを導入してきた同クリニックだが、患者数の増大に伴う医療スタッフの増員などもあり、クリニックの増改築を機にリプレースを検討。20社近いクリニック向け電子カルテシステムからアイソルが提案した「AI・CLINIC」を選定した。
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電子カルテシステムのリプレースにあたって二田氏は、医療情報システムの展示会やMEDiPlazaにも足を運び、1年以上をかけて約20社の製品を実際に見てきた。最終的に機能面で絞り込んだ4社の製品を子細に検討した結果、実績のある大手ベンダー3社を差し置いて導入に踏み切ったのが、AI・CLINICだった。
データの移行を考えれば、6年間運用してきた大手ベンダーの後継版にリプレースすることが最も容易であるが、あえてAI・CLINICを選んだ動機を二田氏は次のように指摘している。
「機能面では、来院した患者さまが、いま何の検査をしているのか、どういう状態にあるのかをスタッフ全員がリアルタイムに把握できる点を最も評価しました。それにも増して、専門性に特化した診療を行っている当院に合った電子カルテにカスタマイズしてくれる対応力や機敏性があることを評価しました。従来の電子カルテシステムを運用する中でさまざまな要望を出しましたが、大手ベンダーは1クリニックのために対応してくれることはほとんどありませんでした」(二田氏)。
要求に沿ったカスタマイズによる対応力は、検査機器や画像システムとの連携開発にも表れている。同クリニックでは血球自動測定機、生化学測定機、免疫測定機を導入しているが、AI・CLINICで検査オーダーしたものは全て検体ラベルに出力され、結果は1台の管理サーバーに集中化し、即座にAI・CLINICに結果データを転送できる仕組みを構築している。また、超音波診断画像は画像ファイリングシステムと連携し、AI・CLINICで患者情報を呼び出すと同時に画像ファイリングシステムのクライアント端末に画像を表示できる。所見は両システムで相互コピーできる仕組みにしている。「以前は検査・画像データとも、それぞれ別々のアプリケーションを起動して参照するしかありませんでしたから、結果が即座に電子カルテに反映され、非常に効率的な診察が可能になりました」(二田氏)という。
増改築したクリニックは、2階に受付・待合室をはじめ、2か所の診察室と予診室、検査室、処置室などがあり、1階にアイソトープ治療室や栄養指導室と拡大・分散したため、スタッフのコミュニケーションが取りにくく、患者の動きも見えにくくなっている。AI・CLINICの導入によって、患者がどの検査中で、どこにいるかなどがスタッフ全員の端末からわかるようになり、患者が無駄な時間を過ごすことなく、効率的な診察や栄養指導が可能になった。それと同時に検査結果や診察結果を即座にスタッフ全員が共有できるようになり、データをもとに適切な指導ができるようになったと指摘する。
また、AI・CLINICはカルテ・オーダー情報から医事会計までを完全一体化した統合型システムであるため、医事担当者もカルテを見ながら診療内容がわかり、診療報酬の点数化ができているか把握することが容易になったという。さらに、同クリニックでは、レセプトオンライン請求に対応するため、未コード化の患者病名をレセプト電算病名に自動的に置き換えるサービス『がらぽん』を使用し、レセプト電算システムにスムーズに移行出来たという。
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電子カルテシステムのリプレースのもう1つの特徴は、アイソルの「プチ診療予約システム」を導入したことだ。診療科目の特性から次回予約が必須だが、これまでは受付および2か所の診察室で予約を受付けるため、それぞれを照合して台帳で管理する必要があった。
「プチ診療予約システムの考え方がわれわれの業務に合っていたこともありますが、次回の検査予約をするにしても日付・時間の指定だけでなく、1か月後上旬といったアバウトな予約にも対応できる上、来院していない患者さまに来院を促す仕組みも実装されており、非常に使いやすくなっています」(二田氏)と導入の効果を強調する。予約方法は診療科によってまちまち。プチ診療予約システムはベースはシンプルでありながら、それぞれの診療科あるいはクリニックの予約形態に合わせて柔軟にカスタマイズできる点を高く評価している。
別の会社の電子カルテに乗り換えることによるデータ移行の煩雑性を最も悩んだという二田氏だが、自身の診療業務に合った機能や要求に対して、柔軟かつ機敏に対応してくれることのメリットの大きさを実感しているという。しかもシステムの納入から約1か月強で立ち上げにこぎ着けたこと、懸念された保守サポートもインターネットVPNによるリモートサポートで十分に機能しているため、アイソルのソリューションは大手ベンダーの持つ実績やサポート拠点の優位性を十分に超えるものだと評価している。
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